IE9ピン留め

甦る思い出

先日の末娘の成人式、式典と挨拶回りの間にサユちゃんの実家様で写真を撮影していただいたのだ
こういったイベントがあるたびに、それまでの記念写真をあれこれ見直して感慨に耽ったりするのだけど、
アルバムのヤマの下の方から家内の成人式の時の写真を発掘、
実は末娘は母の振り袖を着て式典に臨んだのだが、数十年の時を経て、家内の写真はかなり劣化していた、「その写真」だけを観ている分には気がつかなかったのだけど、新しく撮影した娘の写真と比べると、色あせ、細かな汚れなど、結構ダメージをうけている、

「ちょっと修正してみようか?」と、こともなげに言うサユちゃんのことを私は以前から「Photoshopの魔術師」と、尊敬の念を込めて呼んでいたのだが、今では聞いた事もないようなプロ用のソフトを自在に(?)操っているそうで、数日後に出来上がった写真が....

左側は以前のもの、右半分は修正後、顔は本人の希望で.....(ぱんぱんだよね?)
スキャナーで取り込んで、圧縮しているために分かりにくいのだけど、
全体に赤みがかってあせてしまった印象が、実物の振り袖の色を見事に取り戻している他、絞りのもつ立体感もきちんと表現されている、細かい汚れなどもなくなって、先日撮影した末娘の写真と比べても遜色はない、

すごいね、サユちゃん.....もう、プロだよね.....m(_ _)m
これからはサユちゃん先生と呼ばせていただきます....
記念写真って、意外と撮ったら撮りっぱなしで気がついたらこんな事になっている事多いと思うけど、
大事な写真はきれいなままで残したいよね、

ちなみにサユちゃんのご実家、
三上写真館のサイトはこちら
テクノロジーと技術の進化はすごいです

  # by yokkathu | 2012-01-23 09:50 | 船長のひとり言 | Trackback | Comments(1)

結論より先にプロセスを

「国民と思ってるか」福島・双葉町長、首相につめ寄る

このところ、こういった話題にはなるべくコメントしないようにしてきた、
でも、ちょっと、言わせてもらおうかなぁ、

福島の方々のお叱りを買うのを承知であえてドライに言わせてもらうならば、
放射性物質の貯蔵場所として、「ハイここへどうぞ」と名乗りを挙げる自治体があるとはこの状況では考えにくい上に、別の場所まで放射性物質を移動させるリスク、その場所を新たに汚染させてしまうリスクを考えれば、「すでに汚染されている」第一原発周辺に放射性物質を集積させる、封じ込めるというのは、合理的な案である事には違いない、
第一原発は廃炉まで、少なくとも数十年、昔のように普通に人が歩いたり、暮らしたり出来るようになるのが何年先になるのか、実のところ誰も分からないというのが本当のところだろう、

また、その場所を「中間貯蔵施設」などと位置づけたところで、別の受け入れ先が見つかるとも思えず、放射性物質を無害化するための技術が近い将来確立されるとも思えない、
つまりは、一度受け入れてしまえば「次が見つかるまでのあいだ...」という言い訳のもとに、今後数十年、数百年、恒久的に「中間貯蔵施設」であり続けるわけだ、

だって、六ヶ所村をみてみろ、
もんじゅをみてみろ、

双葉町長の言う通り、法の下に平等で憲法で守られているはずの地元の方々は、事故直後、「そのために各種補助金を受け取っていたのだろう」といった冷笑にも似た批判にすらさらされ、
今度は、また、税制優遇、医療無償化などといった、札束でほほをたたくような無礼な交換条件の元、無理を押し付けられようとしているのだ

もう一度言う、同じ国民として、大変申し訳ないが、「中間(という名の恒久?)貯蔵施設」の建設場所として、双葉郡をおいて他に解決策があるとも思えない、
いや、「貯蔵施設」の建設が解決策にすらなるまい

だからこそ、政府は襟を正して、じっくりと地元と議論を尽くすべきではなかったのか?
はじめに結論ありきでは、ないがしろにされた地元住民の同意など得られようがない、

政権交代直後、鳩山首相の普天間基地に対する対応から何も変わっていないじゃないか、

  # by yokkathu | 2012-01-09 18:57 | ニュースにツッコミ | Trackback | Comments(1)

成人式

あけまして.....と挨拶するのも憚れるような日になってしまった....
めずらしく、年末年始はシケ休みも一日だけで、なんやかやと忙しかった、

で、年末にオーストラリ屋から帰国した末娘が今日は成人式、
本人不在の中、着物やら小物そろえたり、美容院の予約まで母親任せ、成人って?

そんでもまあ、感慨深いものはありますな、
これで子ども達は皆成人したわけで、そろそろ肩の荷を降ろしてもいいよね....

今年のよっかつは、ちょいと無責任キャラで生きますんで、よろしく( ̄▽ ̄;A

  # by yokkathu | 2012-01-09 17:27 | 船長のひとり言 | Trackback | Comments(0)

大晦日

今年も一年、あっという間にすぎていった、
今年を振り返る時、3月11日の事は避けて通れない、亡くなった方、肉親を失った方、今なお不自由な生活を強いられている方、そういった方々の苦悩に比べるべくもないが、直接の被害こそなかったが、3月以降の経済の停滞は、我々のような零細自営業には深刻な打撃だった
だが、
それでもなお、飯は食えている、家族は助け合っている、日々の生活の中で些細な事に幸福を感じて生きている、

世の中には金で買えないものもあるのだ、と、先人は言うが
私なんぞは、金で買えないものはほぼもっているのかなぁ....とも思えるのだ

今年、次女夫婦に二人目の子どもが生まれて孫は四人になった、
長女は良縁に巡り会い、来春の挙式の打ち合わせに忙しい、
先日、三女が留学先から戻った、
明日、一日しかない正月休みに集まる家族は総勢15人になる
幸福は増える一方なのだと実感して、今年を締めくくる事とする

来年も良い年になりますように
皆様に、幸福が訪れますように

おやすみなさいm(_ _)m

  # by yokkathu | 2011-12-31 22:37 | 船長のひとり言 | Trackback | Comments(1)

帰還

オーストラリアに留学していた末娘が今日帰国した、
思えば、震災後の余震が続く3月、このような時期に娘を一人外に出していいのだろうか?とも思ったのだが、親の心配をよそに飛び立つ子の背中をただ眺めていたものだ

Twitter、Skype、Facebook、コミュニュケーションの手段は多様化して格段に進化したが、実距離を狭めたわけではない、オーストラリアはネット環境が日本ほど整備されていないようで、話の途中で真っ暗になった画面を祈る思いで見続けた事もあった
しばらく連絡がないと心配にはなるが、家内に言えば気をもむだろう、「メールが来てたなぁ」とか「昨日Skypeで話したよ」と、嘘でつくろえば、「あの子は私には連絡をくれない...」と、逆恨み...

今日、沖から帰ると、船着き場に出迎えに来ていた、「パパぁ〜」などとふざけて抱きついてきたりはしたが、ドラマでみるような感動の再会、といったふうでもない、まるで今朝学校に行って帰ってきたように、昨日までも普通に家にいたように、娘はそこに居た、そんなものなんだなぁ....

土産話はこれからだけど、留学を総括して、「自分は甘い」と気がついたのだそうだ
他国から来ている学生達は目的を持って将来を見据えている、それに比べて自分は「とりあえず英語でも...」などと曖昧な目的意識しかなく、留学前の一年、自分はなにをしていたんだろう...と反省しているようだ、
将来に対する目標らしきものもおぼろげながら見えてきたようで
総じて、
「解ってない奴に限って、自分は解っていると思っている、少し解ってくるといかに自分が解っていないのかが解る」
いかに自分が解ってなかったのかが解って帰ってきたようで、それだけでも外に出てきた甲斐があったかな

とりあえず、今後2年はここ(日本)にいるそうで....(^-^;A

  # by yokkathu | 2011-12-29 17:30 | 船長のひとり言 | Trackback | Comments(2)

契約

「で?、つまりはいくら必要なんだい?」
え?、あ、何だろう、少しぼーっとしていた、ええと、俺はいったいなんでこの人と話をしているんだろう?、
陽気な音楽や、人々の歓声が頭に響いて、きちんとした思考が出来ないみたいだ
この人誰だっけ、いつからこの人と話をしていたんだっけ、テーブルの上のコーヒーは半分飲みかけで、すでに冷めている感じだし、カップの縁は乾いたコーヒーで汚れてる、長い時間、話をしていたような気がするのだけど、なぜだろう思い出せない、だいたい、この人誰だろう?
相手の人はまわりの親子連れやカップルの話し声にかき消されて自分の言った事が聞こえなかったと勘違いしたらしく、もう一度、今度は少しはっきりした口調で言い返した、
「だから、お金、いくらあれば何とかなるの?、全部でさぁ」
「ええっと...」
俺は頭の中で計算をするようなフリをして、もう一度相手の人が誰だったかを考えていた、親しい間柄のような気もするし、とても親身になってくれているようにも思える、なのに、この人が誰なのか、なぜ今俺と話しているのか、まったく思い当たらなかった、
「大体でいいんだよ、足りなければ話にならないだろう?」
あまり長い事黙っているわけにもいかなかった、とっさに頭に浮かんだのは来週早々には用意しなければならない取引先への支払金の事だった、
俺は小さな町工場を経営していたが、もう何年も自転車操業が続いていた、それも日に日に経営は苦しくなるばかりで、来週の支払いが出来なければ工場を差し押さえられるかもしれないところまで逼迫していたのだ、その金額が....
「7000ドルくらいかな.....」思わずつぶやいてしまった
「オーケイ、じゃあ1万ドルをすぐに用意するよ、」相手の人はコーヒーをひとくちすすると続けて言った
「それだけじゃないだろう?、今抱えてる借金全部の話だよ、銀行も、取引先も、個人的な分も、全部クリアしないと意味がないだろう?、そういうの一切合切でいくらって話だよ」
俺の思考はすでにこの人が誰だったかという事への答えよりも、抱えている借金の総額の方に傾いていた、工場の機械の代金の残りや、滞っている支払いや、ずいぶん昔に何かを買った時の支払いが出来なかった時に借り直した借金だとか、飲み屋のツケまで含めておおよそ18万ドルくらい、あきれられるかな.....と思いつつも、
「20万ドル.....弱かな....」おそるおそる口にすると、
「じゃあ、今月中に25万ドルを、支払いとかが一段落したあとに残りの25万ドルを差し上げるってことでいいかな?」
驚いている俺の顔を涼しい顔で見返して、
「だって、借金がなくなれば仕事がうまくいくとは限らないだろう?、きちんと軌道に乗るまでの運転資金やら生活費やら....じゃないと助けた事にはならないからねぇ」
差し出された右手を両手で握り返して「ありがとうございます」と礼を言うと、
「じゃあ、これで契約成立ってことで...」
カップに残ったコーヒーを飲み干すとその人は背中を振り向いて「じゃあ行こうか」と、言った、その人の後に小さな少女が立っている事にそのとき気がついた、その人は少女の手を握って去っていった
いつの間にかポケットには100ドル紙幣の束がひとつ入っていた。

「おかえりなさい、早かったのね?」
家に帰ると妻が作りかけの編み物をほどいて毛糸玉に戻しているところだった
「ただいま、なんだよ?一生懸命作っていたのに、失敗したのかい?」
妻は自分自身を納得させるように
「なんだかね、急にイヤになっちゃったの、マフラーでも編んであげましょうか?」
うん...とかなんとか、生返事をする俺に向かって妻が
「ところで、どこ行ってたの?」
返事をする代わりにポケットの札束をテーブルに投げ出してみせた
「どうしたのこれ?」何か悪い事でもしたのかといぶかる妻を安心させるために
「知り合いに借りたんだよ、来週の支払いが出来ないとさぁ....」冷蔵庫の中から缶ビールを出しながら言い訳した
「へえ、まだ、アンタにお金貸してくれる人がいたんだ?」
幸い妻はそれ以上詮索しなかった、されても答え様がないのだが、
「いいから飯にしてくれよ」
俺は必要以上に不機嫌を装ってソファーに身を投げ、残りのビールを飲み干した。

翌週には口座に心当たりのない名義で25万ドルが振り込まれた、抱えていた借金を返済してもなお、幾ばくかのお金が残ったが、同時に自分のしている事が怖くなって来た、
どう考えても知らない人だった、まったく身に覚えのない金だった
いずれ、何かの犯罪がらみで警察がくるかもしれない、だが、その気配はなかった、
仕事が順調に回り始めた頃、さらに25万ドルが振り込まれて来た、
投資家や慈善団体、母校の先輩など、思いつく限りのアテを探したがあの人には会えななかった

もしかしたら悪魔じゃないだろうか?
一度そう思うとそうとしか考えられなくなった、
「契約成立」あの人はそう言った、契約?、悪魔と契約?
悪魔に魂を売った、ってよく聞く言葉だな
俺は金のために悪魔に魂を売ったのだろうか?、魂を売るとどうなるんだろう?
俺の生活は別段今までと変わるところはない、俺の工場の製品が誰かを不幸にしていたり、気がつかないうちに俺は誰かにひどい仕打ちをしていたりするのだろうか?
「なあ、俺さぁ、最近何か変わったかなぁ?」
突然の俺の問に妻は、
「別に?、ああ、前より良く働くようになった、お酒の量が減った、あとは....ご近所さんに愛想よくなった...かな?」
「俺、性格悪くなったり、利己的になったり、人に嫌われたりしてないか?」
「なに言ってるのよ、みんなに言われるのよ、リサはいい旦那さんと結婚して幸せだねぇって....ちょっと、働き過ぎじゃない、仕事を誰かに任せて旅行でも行かない?」
いや、そんな事してる暇はない、いつかあの人ともう一度会った時のために、51万ドルを貯めていつでも返せるようにしておかないといけない、
今更お金を返すなんてムシが良すぎるかもしれないが、悪魔との契約は破棄しなければならない

俺は毎週日曜日に教会へ通った、神様にすがるしかない、
お祈りのあと神父様に時間をいただいて今までの事を洗いざらい話した、
「助けてください、私の魂はどうなるのでしょうか?」
「悪魔に魂を売るというのは、もののたとえですよ、ひどいおこないをする人や、自分勝手なおこないをする人をさして悪魔に魂を売ったというたとえを使うだけです、本当に悪魔と人が魂を売ったり買ったりする事はありません、現にあなたは、日頃から良いおこないをされているではないですか、あなたの魂はここに、ちゃんとありますよ」
神父は私の胸に手を当ててやさしく諭してくれた、
「でも、いつか私が死んだ時にその魂が悪魔にとられてしまうのではないですか?」
「あなたが死んだ時は、あなたの魂は主のもとにいくのです、主があなたを守ってくださいますよ、心配はいりません」

少し気が晴れたが、疑問は残ったままだ、じゃあ、誰が、なぜ、あの金をくれたというのだ?

だいたいなんであの時、俺は一人で遊園地に行ったのだろうか?

  # by yokkathu | 2011-12-21 15:07 | 船長のひとり言 | Trackback | Comments(0)

逆流

彼は、思い悩んでいた、
将来自分はなにを成すべきか?
彼は頭が良かったので、大概の事は成し得るだろうという自信があった、

「何か他人が思いつきもしないような新しい事業を興して、大きな会社を経営するが良い」
学生時代の恩師はそう勧めたが、彼は会社の経営に興味がなかった、
たしかに、成功しそうなビジネスのアイディアがいくつか思い浮かんだりはした、
「大金持ちになれるぞ」恩師はそう言ったが、彼は日々の生活に困らない以上の金にまったく関心がなかった

「官僚になって、社会の矛盾を是正してほしい」
そう勧める友人もいたが彼は宮仕えをする気もさらさらなかった、

政治家になれ、医者はどうだ?、芸術の道を目指すべきだ、周囲の人々はあれこれと彼を焚き付けたが、どれも彼の心を動かす事はなかった、なにせ彼は頭が良かったので、どの道に進んでも、それなりに成功する自信はあったのだが、同時にどの道に進んでも自分にとってさほど満足の出来る人生にはならないだろうという事があらかじめ分かってしまうのだった

「それならば、大泥棒になって、決して捕まらないような完全犯罪をするのはどうだ?」
そんなことを言う友人もいたが、それこそ馬鹿げている、犯罪に手を染める事がどれほど割りに合わないか、彼は犯罪などおかさなくてもちゃんと分かっている、なぜなら、それほど頭が良いからなのだ

彼はひとけのない夜の公園で一人思いを巡らせていた、
他の人はめったに来ないので、考え事をするには絶好の場所だった、
彼は考え事をするとき、決まってその公園に来た

突然、彼の前に見た事もない乗り物が現れた、
走って来たのではなく、降りて来たのでもなく、涌いて出たわけでもなく、
それは突然彼の前に現れた、
突然現れた初めて見る物体を乗り物だと判断出来たのは彼の頭が良かったからではなく、中から老人が降りてきたからだった

老人は弱々しい足取りで彼のそばまでよろよろと歩いてくると
「未来からきた.....」と言った
さらに老人が彼に向かって何か話していたとき、突然乗り物は、現れた時と同じように消えてしまった、
後には、彼と老人だけが残った、
老人は彼が呼んだ救急車の中で息絶えた、どこの誰かは分からなかった

頭のいい彼にとって初めて出くわした「解らないこと」だった
老人は未来からきたと言った、彼はその言葉を信じる事にした
他の惑星からきたならば「他の惑星からきた」と、言っただろうし、言葉は通じなかっただろう
宇宙人が素性を隠すために「未来からきた」と、嘘を言った可能性はゼロではないが、この際それは考えなくていいだろう
だとすれば、あの乗り物はタイムマシンだという事になる
未来の「普通の乗用車」という可能性もあるのだが、
現れ方も、音や見た感じも変わっていたが、他にも現代の科学では説明出来ないところがいくつかあった、
仮にタイムマシンではなかったとしても、未来において作られた物である事は間違いない、
未来において作られた物が、現代に現れたという事は、時間跳躍は可能だという事だ、
未来のありきたりの乗用車を別のタイムマシンに乗せてきたという二度手間を未来人であるあの老人がしたのでなければ、彼の前に現れたあれがタイムマシンであったに違いない
なによりも、大事なのはあれがタイムマシンかどうかではない、時間跳躍が可能だという事実こそが大事なのだ
「タイムマシンを作ろう」彼の中に初めて人生の目標が出来た、
タイムマシンが未来において発明される上に、現代において、その可能性を知っているのは彼一人だった、彼は実物をこの目で見て、おおよその動作理論も推測出来ていた、自分なら出来るだろう、そう確信した

だが、それは簡単ではなかった、彼以外誰もそんな物の実現を信じなかったので、研究のための費用は自分で捻出しなければならなかった
彼は、いくつか思いついたアイディアを元に会社を興し、稼いだ金を研究費に充てた、研究の過程で取得した特許をグループ企業に製品化させてさらに稼いだ、
研究に必要な環境を整えるため、若い官僚を呼びつけては、熱心に改革を唱えた
さらに研究に必要な法案を通すために、与党、野党の垣根なく、政治家に資金を投じた

数十年の時がすぎ、それでもタイムマシンは完成していなかった、
過去にさかのぼる事はさほど難しい事ではなかった、
だが、研究の過程で、時間の流れは過去から未来への非可逆性なものである事が判明した
「そんな事は誰でも知っている」凡人はそう言うだろう、だが彼は実験によってそれを実証することが出来たのだ、そしてその流れを逆流する事が出来る装置の開発に成功した、
だが、まだそこまでだった、過去からもとの時代に戻って来れなければ何の役にも立たない

その実現にはさらに研究が必要だった、だが、彼にはその時間が残されていなかった、
不治の病が体を蝕んでいた、医者に宣告されるまでもなく、彼は自分の余命があと幾ばくかである事に気がついていた
そういえば、この病気の特効薬を彼は数十年前に発見していた、だが、タイムマシンの研究費を捻出するために、自分のグループ企業の子会社の子会社に特許ごと売り払っていたのだ、
その会社に彼ほどの頭の良い人間はいなかった、製品の開発は遅々として進まず、新薬の承認は役人の怠慢で遅れ、所管省庁の大臣の収賄疑惑で何年もほったらかしのままだ

あの薬の開発を他人まかせにせず、自分でおこなっていれば、今、彼の体は健康だったかもしれない、いや、多分そうだろう、
あのとき、タイムマシンの開発などに興味を持たず、医療の分野に進んでいれば、自分だけでなく、さらに多くの人を救う事が出来ていたかもしれない....

彼は、過去にしか行けないタイムマシンに乗って数十年前のあの公園に向かった
思った通り、そこには若い頃の彼が一人で物思いにふけっていた
病によって弱った体に鞭を打つように彼はそこに居た若い頃の自分自身の前に立って言った
「未来からきた.....」
さらに、医療に道に進むように、いくつかの不治の病についてその治療の可能性について語った
だが、若い頃の彼はいきなり目の前に現れた見た事もないピカピカの乗り物に心を奪われていて、彼の話を聞いてはいなかった。

  # by yokkathu | 2011-11-30 21:56 | 船長のひとり言 | Trackback(1) | Comments(0)

ちっちゃ〜


三階の私の部屋の作業用のデスクには、27インチのくあっどこあ〜iMac、隣には、ファックス専用機の20インチG5iMacが並んでいて、両機はWiFiで繋がっている、屋外からの配線の都合上、AirMacベースステーションは部屋の反対側にあって、無論アクセスポイントとして稼働している、
我が家には、2階にもう一台アクセスポイントが設置してあって、iPhoneやiPadなどはそちらのアクセスポイントと繋がっていて、
3階にあるアクセスポイントはこの部屋のiMac専用のアクセスポイントなのだ、
しかし、所詮は無線LAN、有線にはまだまだ速度の面で及ばない、
普段のニコ動やYouTubeの動画を観る程度の時にはさして気にならないが、時々、数十ギガバイト単位のファイルの移動やバックアップ作業の時などには、やはり速度の差は気持ちのよいものではない
なにより、十分な実力を発揮していないということ自体が精神衛生上よろしくない、

そんな訳で、作業用デスクのiMacの背後から天井を伝い、対面のAirMacベースステーションまで、そこそこの太さのLANケーブルを繋げていたのだが、G5の導入で事情が変わってしまった
G5には無線LANがないのだ、
仕方がないので、メイン機の方を無線LANで繋ぎ、G5にLANケーブルをさして我慢していたのだけど
なにせ、G5は新聞社や釣り具屋さん宛の原稿を書き上げたあと、ファックス送信するとき以外は必要ないのだ、
そのためだけに、もっとも速い有線を繋いでいて、メイン機を無線で繋ぐというこのジレンマがよろしくない、よろしくないったりゃありゃしない.....
で、アマゾンでわずか780円で購入したUSB用無線LANアダプタ、なんてちっちゃいんだ、キーボードのキー一個分しかない、
G5の背面のUSBポートに挿すと、本体は数ミリ程度しかない、こいつがいっちょまえに通信中は青く光ったりする、
実際に速度計測のサイトで計ると、25、6Mbps程度は出ているので、なかなか侮れないではないか...
ようやく有線ケーブルを奪還したメイン機の方は、軽く2〜3倍程度は出ているのでこちらも満足かな、
それにしても小さい....すごいもんだ(^-^)

  # by yokkathu | 2011-11-23 18:21 | 船長のひとり言 | Trackback | Comments(0)

一周忌法要


今日は、父の命日、
船の方はお休みを頂いて、一周忌法要を営んだ
もう、一年経つんだなぁ....
ってことは、「あれ」も、もう一年前の事なんだ....
あの頃はどん底に落ち込んでいたんだけど、よくもまあ、ここまで立ち直れたもんだ
あらためて、支えていただいた皆さんに感謝いたします


一周忌法要のほうは、家族だけですませて、読経と墓参のあと近所の寿司屋でお昼ご飯
故人を思い出してしみじみ.....とはならず
「爺さんの事だから、お釈迦様に破門されてるんじゃないか?」
「閻魔大王にけんか売るくらいの事はするはず」
「三途の川で釣ってるかもしれない」
と、爺さんが聞けば怒って化けて出てきそうなことを口々に言いつつ.....

でも、母と、私たち夫婦、孫達にひ孫達、家族みんな、なかよくやってるよ、
安心して、見守っていてくださいね(^-^)

  # by yokkathu | 2011-11-02 17:58 | 船長のひとり言 | Trackback | Comments(0)

今更夏休み

ここ数年、8月後半にはワラサの回遊が恒例になっている上に、今年は次女が里帰り出産で家に居たので、夏休みを取り損ねてしまった
ワラサフィーバーも一段落した先月末、北海道旅行に行かせていただいた

札幌の定番を散策



次世代サッポロラーメンの筆頭「にとりのけやき」は極細の縮れ麺に濃厚なスープが良く絡む、新感覚なみそラーメン

小樽運河はそこかしこに懐かしい香りの建物が点在している

札幌で食べ損ねた「松尾ジンギスカン」小樽店で念願成就

積丹半島カムイ崎、自然が作った彫刻に感嘆


三泊四日、駆け足で札幌、小樽。積丹を堪能させてもらった
十分に充電して、パワーアップした秋冬のよっかつ船長に期待ください(^-^;A

  # by yokkathu | 2011-11-01 21:49 | 船長のひとり言 | Trackback | Comments(0)

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